エナメル質損耗の予防と管理

ハミガキする人

エナメル質損耗の予防と管理

エナメル質損耗を初期に診断することは重要であり、損耗の初期サインを見つけた場合には予防が必要です。

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患者さんがエナメル質損耗の予防と管理予防ができるように支援

エナメル質損耗を初期に診断することは重要であり、損耗の初期サインを見つけた場合には予防が必要です。エナメル質損耗の初期サインが認められる患者さんには、簡単な3つのステップで、効果的にエナメル質を守ることができます1,2

  • 1. 酸への接触

    オレンジのスライス

    酸への接触

    • 頻繁に酸性の飲食物を摂取しない1,2
    • 酸性飲料を、長時間口腔内に溜めないようにする1
    • 酸性の飲食物の摂取後は、水で口をゆすぐ1
  • 2. 歯磨き

    歯ブラシ

    適切な方法とタイミングで歯磨き

    • 酸性の飲食物を摂取した直後の歯磨きは控える1
    • 柔らかい毛先の歯ブラシで、優しく丁寧に歯を磨く1
  • 3. フッ化物配合歯磨剤

    ハミガキ

    フッ化物配合歯磨剤

    • フッ化物配合歯磨剤で1日2回以上歯を磨く2
    • 飲食物由来の酸によるダメージからエナメル質を守るため、フッ化物配合歯磨剤の使用を勧める

診療所でのエナメル質損耗の予防

エナメル質損耗の患者さんへの予防で最も大切なことは、エナメル質損耗の原因を特定し、ライフスタイルを変える等、原因を取り除くことです2

エナメル質損耗を評価、記録し、専門家によるアドバイスをすると共に、患者さんが管理できるように支援します2

以下の処置は、イギリス保健省のオーラルヘルスケアガイドラインに基づき、患者さんがエナメル質損耗を防ぐのに有用とされています2

  1. 患者さんの全身の健康状態、食事、歯磨き習慣を調べる
  2. 酸とエナメル質損耗の考えられる原因を特定
  3. エナメル質損耗が管理できるように、それぞれの患者さんのニーズに合わせてアドバイス。必ず患者さんにフッ化物配合歯磨剤の使用をすすめる
  4. BEWEを使ってエナメル質損耗を経過観察し、記録。BEWEについての詳細は、こちらから
  5. 胃酸逆流、摂食障害や薬剤等、酸の内因的な原因の管理に関して、幅広く医療チームに相談/紹介

シュミテクトPROエナメルは、毎日のハミガキでエナメル質を強化して、う蝕を防ぎます

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エナメル質損耗

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原因とメカニズム

エナメル質損耗の原因とメカニズムの詳細についてご覧ください。

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患者さんのQOLへの影響

エナメル質損耗による患者さんのQOLに及ぼす影響についてご覧ください。

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虫眼鏡と歯

診断

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シュミテクトPROエナメル

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