知覚過敏治療の精度を高める準備としてのファーストステップ

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知覚過敏治療の精度を高める準備としてのファーストステップ

一般的に知覚過敏症は、数本の歯に限局して擦過痛や一過性の冷水痛が発現するが、自発痛はないのが特徴である。ところが近年、過度の咬合力により発生した微少亀裂が考えられる症例については、症状を訴える歯が全顎的に認められるので、全ての患歯に一般的な知覚過敏症への処置である象牙細管内溶液の移動阻止と過敏化した歯髄神経を沈静化することは難しい。知覚過敏治療の精度を高めるためのファーストステップとして、咬合の確認を行い、エナメル質の微小亀裂や象牙質の象牙細管を開口させ、症状を増悪する酸性飲料の習慣的摂取は控えるように指導し、ブラッシングの際に全顎的に知覚過敏症予防の効果が期待できる硝酸カリウムなどの薬剤を配合した歯磨剤を使用することを推奨する。知覚過敏の治療は1回で完治させることが望ましいが、実際は、治療を繰り返し行うのが現実である。まずは症状の軽減と発症部位の範囲を縮小し、次に行う知覚過敏用薬剤などによる治療の効果を高めていきたいと考えている。

開催日 :2022年12月14日(水)

開催時間 :19:30~20:15

演者 :大阪歯科大学 歯科保存学講座 准教授 吉川 一志先生

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